副腎疲労症候群Adrenal Fatigue
副腎疲労症候群
(アドレナル・ファティーグ)
副腎疲労症状チェック
あなたは次の症状にいくつ当てはまりますか?
- すぐにイライラしてしまう
- 感情のコントロールが上手く出来ない
- 気持ちが落ち込み、鬱っぽい気がする
- 精神的に不安定
- 寝つきが悪く、短時間で目覚める事が多い
- 寝ても疲れが取れず起きられない
- 甘い物や塩分が濃い物を高頻度で食べたくなる
- 性への興味が低下している
- PMS(月経前症候群)が悪化している
- 特に午前中頭がボーっとしてしまう
- 何事にもやる気が起きない
- 集中力が続かない
- 夕方頃から元気になる
- 疲れやすい
- 風邪を引きやすく、治りにくい
- ケガや傷が治りにくい
- 食欲不振
- 下痢や極度の便秘になりやすい
- 昼夜逆転しやすい
- コーヒーやチョコレートなどのカフェインが含まれている物を1日に何度も摂取する
以上の項目に3つ以上当てはまる方は副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)かもしれません。
副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)とは
ストレス社会と言われる現代社会では、子供も大人も日々多くのストレスを抱えながら生活しています。
そして、そのストレスをコントロールしてくれるホルモンが、抗ストレスホルモンである「コルチゾール」であり、「コルチゾール」は副腎という腎臓の上にある小さな臓器で作られるホルモンです。
しかし、副腎が過度のストレスにさらされ続けると副腎が疲弊してしまい「コルチゾール」の分泌の調整が上手くいかなくなります。すると、上記のチェック項目のような症状が出て来てしまい、うつ病、不眠症などの精神疾患、生活習慣病などのストレス関連疾患を引き起こす要因となり得ます。最終的には、ある日突然起きられなくなり、職場や学校に行けなくなってしまうかもしれません。
また、副腎では「コルチゾール」の他にも多くのホルモンを産生、分泌しています。
つまり、副腎の機能低下が続くとホルモンバランスが乱れ、慢性的な疲労だけではなく、
精神面で不安定になったり、食欲不振、下痢、極度の便秘、アレルギー症状など、生活していく上で不便な様々な症状が現れます。
副腎が疲弊してしまう理由
- ストレス
- 栄養不足
- 睡眠不足
- 体内の炎症
- 偏った食生活
- 腸内環境の悪化
- カビやカビ毒
- 運動不足
- アレルギー
- リーキーガット
コルチゾールの主な働き
- 炎症、アレルギーを抑える作用
- 免疫機能を調整する作用
- 血糖値上昇作用
- 代謝を調整する作用
- 精神・神経系に対する作用
コルチゾールの分泌リズムについて
コルチゾールの分泌量は、多すぎても少なすぎても体に様々な影響を与えます。
心身のバランスを上手くコントロールするためには、コルチゾールの分泌リズムが非常に大事になってきます。
コルチゾールの分泌が最も多くなる時間帯は朝8時頃で、ストレスに対してや、多くのエネルギーを消費する日中の時間帯に備えます。その後、夕方にかけて分泌量が減少して行き、夜にはピーク時の10分の1程度まで減少します。
このコルチゾールの分泌が低下する夜間の時間帯は、日中頑張って働いてくれた副腎を休ませるための時間です。
このリズムに反してコルチゾールが分泌されたり、分泌されなかったりすると、心身のバランスを崩し、体の不調を引き起こします。
副腎疲労の治療方法
アルゴメディカルサロンでは、既存の検査では判定が難しい腸内環境や神経伝達、エネルギー産生、ホルモンバランス等の健康状態を遺伝子(SNPs)検査を始めとした各種バイオメディカル検査を用いて、細胞や遺伝子レベルでの健康状態を把握することにより、患者さん一人一人に合わせた食事療法やサプリメント療法においての効果的な治療アプローチを提案します。